2014年12月07日
絶縁対策アイテム
DTMのような電子回路の部品を取り扱っていると、絶縁対策に気を配るようになります
被覆の破れからショートを起こし、基板にダメージを負わせてしまう可能性もあります
そういったときにとれる選択肢として配線の交換か被覆の保護対策をすることになります
今回は後者、被覆のリペアをする際のアイテムを紹介してみたいと思います
まずはBIGOUTで販売しているスミチューブC
開発当初から色々な被脂チューブを使ってきましたが、一番使いやすいので最近のお気に入りです
最近ではVFC製のAEGもスミチューブを使用しているようです(Cではないようですが)
さて、使いやすさとはなんでしょうか
私たちは柔軟性と復元性に着目しました
たとえばこのように傷ついた被覆
意図的にハサミの裏で傷をつけてみました、若干ケバだってきています
1度熱をかけると・・・
ご覧の通り、ほぼ元通りになります
もちろん配線をまとめる際にもつかえます
高効率線で有名な潤工社のテフロンケーブルなどは被覆がとても脆い為、こういった補強も有効かと思います
またプライヤー等で径を広げることで、見た目の倍ほどの寸法まで束ねられます
M4のストックチューブ周辺や、前出し配線でレイルから出てくる場所など擦れによるダメージが多い箇所に有効です
次世代M4系のバッファーリングの裏側などは特に被覆の破れが多くみられます
そういったところに使うと、焼き戻すだけでリペアが可能になります
1度穴があいてしまうと修復できませんので、その点だけはご注意ください
続いて、さらに薄さを求められる箇所にはカプトンテープというアイテムを使います
このようなロール状になっていて、一般的なテープ感覚で使えます、しかしこのテープやたらと高額です
一般的な電子工作からスペースシャトルまで、様々な用途で使われています
初期のDTMの絶縁シートとしても活躍しました
裏面に張られていた透明なシートがカプトンテープです
FETの改良により発熱の問題を解決した為、現在のDTMシリーズの被覆はナイロンテープに変更されています
一般的なビニールテープより薄く、接着性が強いです
スミチューブCでは厚みがですぎてしまうような箇所にはこちらを使います
厚みが均等ですので、他にも用途は様々です
バレルのブレ留めのシール材としても活用しています
日々AEGを取り扱う身として、便利アイテムを探すことは一つの楽しみとなっています
またなにか見つけたら記事にしてみたいと思います
商品ラインナップ
DTM-N 次世代M4/HK416/SCAR専用モデル 定価17800円
DTM2 スタンダートVer2対応モデル 一部海外製取付不可 定価20000円
DTM3 次世代AK/G36系 スタンダードVer3対応 海外製品加工対応可 定価20000円
お求めはこちらから
http://www.big-out.jp/category/2/
次世代M4タイプ&スタンダードVer2 M4系
【動画】DTMセッティングビデオ
【動画】DTMのハンダ付け
被覆の破れからショートを起こし、基板にダメージを負わせてしまう可能性もあります
そういったときにとれる選択肢として配線の交換か被覆の保護対策をすることになります
今回は後者、被覆のリペアをする際のアイテムを紹介してみたいと思います
まずはBIGOUTで販売しているスミチューブC
開発当初から色々な被脂チューブを使ってきましたが、一番使いやすいので最近のお気に入りです
最近ではVFC製のAEGもスミチューブを使用しているようです(Cではないようですが)
さて、使いやすさとはなんでしょうか
私たちは柔軟性と復元性に着目しました
たとえばこのように傷ついた被覆
意図的にハサミの裏で傷をつけてみました、若干ケバだってきています
1度熱をかけると・・・
ご覧の通り、ほぼ元通りになります
もちろん配線をまとめる際にもつかえます
高効率線で有名な潤工社のテフロンケーブルなどは被覆がとても脆い為、こういった補強も有効かと思います
またプライヤー等で径を広げることで、見た目の倍ほどの寸法まで束ねられます
M4のストックチューブ周辺や、前出し配線でレイルから出てくる場所など擦れによるダメージが多い箇所に有効です
次世代M4系のバッファーリングの裏側などは特に被覆の破れが多くみられます
そういったところに使うと、焼き戻すだけでリペアが可能になります
1度穴があいてしまうと修復できませんので、その点だけはご注意ください
続いて、さらに薄さを求められる箇所にはカプトンテープというアイテムを使います
このようなロール状になっていて、一般的なテープ感覚で使えます、しかしこのテープやたらと高額です
一般的な電子工作からスペースシャトルまで、様々な用途で使われています
初期のDTMの絶縁シートとしても活躍しました
裏面に張られていた透明なシートがカプトンテープです
FETの改良により発熱の問題を解決した為、現在のDTMシリーズの被覆はナイロンテープに変更されています
一般的なビニールテープより薄く、接着性が強いです
スミチューブCでは厚みがですぎてしまうような箇所にはこちらを使います
厚みが均等ですので、他にも用途は様々です
バレルのブレ留めのシール材としても活用しています
日々AEGを取り扱う身として、便利アイテムを探すことは一つの楽しみとなっています
またなにか見つけたら記事にしてみたいと思います
商品ラインナップ
DTM-N 次世代M4/HK416/SCAR専用モデル 定価17800円
DTM2 スタンダートVer2対応モデル 一部海外製取付不可 定価20000円
DTM3 次世代AK/G36系 スタンダードVer3対応 海外製品加工対応可 定価20000円
お求めはこちらから
http://www.big-out.jp/category/2/
次世代M4タイプ&スタンダードVer2 M4系
【動画】DTMセッティングビデオ
【動画】DTMのハンダ付け
2014年09月25日
DTM-Nにおける配線の保護
DTM-Nの組み付けチップス
今回はちょっとひと手間加えた方法をご紹介します
こちらはよくみる被覆のやぶれ、
ここがメカボックスの金属部分と触れ合うと、ショートを起こす可能性があります
ショートを起こすとDTM基板にダメージが及び、最悪故障となってしまうケースもあります
今回は長い眼でみてそういったリスクを回避するための処置をあらかじめ行います
配線を引き回す際に何点か角に強く接する部分があります
これらを熱収縮チューブで補強し、2重のガードを施します
加工後に痛むのは追加した被覆部分だけになりますので
今後のメンテナンスではそれらを張り替えるだけで済みます
補強は以下写真の部分に施工します
DTM基板から下側に向かうコーナーに1つ
メカボックスネジを避ける為に曲がるコーナーに1つ
最後にベベルギヤ下側を経由して後ろ側に出た部分に1つです
ベベル下以外は配線が2本通っていますので、それぞれ被覆をかぶせます
配線の厚みが増しますのでメカボックスが閉まりづらくなります
1度何も組まずにこの状態でメカボックスを閉じビスを締め付けることで型どりをします
こうすることで、組み付け時の浮き上がりを防ぎ、他の部品に異常がある際に気づきやすくなります
追加する被覆はスミチューブC等の耐久性と復元性能が高い熱収縮チューブをおススメします
このように伸ばしても使えますので、コネクターや複数の配線をまとめる際にも役立ちます
傷がついても熱を加えると復元する優秀なチューブです
次世代M4系の後方配線を分解するときにネックとなる、ストックチューブ付け根の配線
ロックリングで削られて、線が露出している個体をみますが、こういった部分への施工も有効かと思います
商品ラインナップ
DTM-N 次世代M4/HK416/SCAR専用モデル 定価17800円
DTM2 スタンダートVer2対応モデル 一部海外製取付不可 定価20000円
DTM3 次世代AK/G36系 スタンダードVer3対応 海外製品加工対応可 定価20000円
スミチューブC 赤&青セット 定価300円
お求めはこちらから
http://www.big-out.jp/category/2/
次世代M4タイプ&スタンダードVer2 M4系
【動画】DTMセッティングビデオ
【動画】DTMのハンダ付け
今回はちょっとひと手間加えた方法をご紹介します
こちらはよくみる被覆のやぶれ、
ここがメカボックスの金属部分と触れ合うと、ショートを起こす可能性があります
ショートを起こすとDTM基板にダメージが及び、最悪故障となってしまうケースもあります
今回は長い眼でみてそういったリスクを回避するための処置をあらかじめ行います
配線を引き回す際に何点か角に強く接する部分があります
これらを熱収縮チューブで補強し、2重のガードを施します
加工後に痛むのは追加した被覆部分だけになりますので
今後のメンテナンスではそれらを張り替えるだけで済みます
補強は以下写真の部分に施工します
DTM基板から下側に向かうコーナーに1つ
メカボックスネジを避ける為に曲がるコーナーに1つ
最後にベベルギヤ下側を経由して後ろ側に出た部分に1つです
ベベル下以外は配線が2本通っていますので、それぞれ被覆をかぶせます
配線の厚みが増しますのでメカボックスが閉まりづらくなります
1度何も組まずにこの状態でメカボックスを閉じビスを締め付けることで型どりをします
こうすることで、組み付け時の浮き上がりを防ぎ、他の部品に異常がある際に気づきやすくなります
追加する被覆はスミチューブC等の耐久性と復元性能が高い熱収縮チューブをおススメします
このように伸ばしても使えますので、コネクターや複数の配線をまとめる際にも役立ちます
傷がついても熱を加えると復元する優秀なチューブです
次世代M4系の後方配線を分解するときにネックとなる、ストックチューブ付け根の配線
ロックリングで削られて、線が露出している個体をみますが、こういった部分への施工も有効かと思います
商品ラインナップ
DTM-N 次世代M4/HK416/SCAR専用モデル 定価17800円
DTM2 スタンダートVer2対応モデル 一部海外製取付不可 定価20000円
DTM3 次世代AK/G36系 スタンダードVer3対応 海外製品加工対応可 定価20000円
スミチューブC 赤&青セット 定価300円
お求めはこちらから
http://www.big-out.jp/category/2/
次世代M4タイプ&スタンダードVer2 M4系
【動画】DTMセッティングビデオ
【動画】DTMのハンダ付け